仮想通貨の送金後に不安になったら、削除や再ログインを急がず、あとから確認できる順番で証拠を保存します。ここでは、画面・メッセージ・送金履歴を分けて整理し、相談先へ伝える情報を作る方法をまとめます。
最初に保存する3種類の証拠
| 順番 | 保存するもの | 確認できること |
|---|---|---|
| 1 | ログイン画面・URL・アプリ名 | どの経路から案内されたか |
| 2 | チャット・メール・SMS | 担当者名、日時、追加請求の文言 |
| 3 | 送金履歴・TXID・宛先 | 送金日時、数量、ネットワーク、宛先 |
スクリーンショットだけでなく、可能なら元のURL、表示日時、送信元、ファイル名も残します。画面を加工せず、必要な部分を複数枚に分けて保存してください。
メッセージは前後関係が分かる形で残す
「手数料を払えば出金できる」「税金を先に払う」といった案内があっても、その文言だけを切り取らず、直前の説明と送信者のプロフィール、連絡先、日時を一緒に保存します。追加請求と送金事実は別の証拠なので、同じフォルダ内でも別項目に分けます。
送金記録はTXIDだけで判断しない
TXIDはブロックチェーン上の取引を確認する手がかりですが、表示されることだけで相手の正当性や返金可能性は判断できません。ネットワーク名、送金元・送金先、数量、時刻を取引所やウォレットの履歴と照合します。送金先アドレスの確認は送金先アドレスのチェックリストも参照してください。
相談前に整理する項目
- 最初に接触した広告・SNS・検索結果のURL
- 公式サイトとして案内されたURLと、実際に開いたURL
- 送金履歴、TXID、ネットワーク、宛先
- 出金画面、エラー、追加請求のメッセージ
- すでに相談した窓口と、その回答
警察庁の案内や金融庁の相談窓口も確認し、相談先ごとに求められる資料を聞いてください。
よくある質問
証拠を保存する前に相手へ返信してもよいですか?
返信や削除を急ぐ前に、まず表示・メッセージ・履歴を保存します。危険を感じる場合は相手とのやり取りを続けず、公的な相談窓口へ確認してください。
TXIDが見つからない場合はどうしますか?
取引所やウォレットの履歴から日時・数量・宛先を確認し、サポートへ正式な履歴の取得方法を尋ねます。推測でTXIDを作らず、見つからないこと自体を記録します。
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状況を整理したら、相談先を比較
調査会社は法律判断や相手方対応を約束する場所ではありません。URL、ログイン画面、送金履歴、TXIDなどを整理したうえで、調査範囲と費用を確認してください。
この記事を書いた人
リサーチデスク編集部
仮想通貨詐欺・投資詐欺に関する公的情報、調査会社の公式情報、相談前に残すべき証拠を確認し、被害拡大を避けるための実務的な情報を整理しています。成果や解決を約束する立場ではなく、警察・弁護士・調査会社へ相談する前の準備に役立つ情報提供を目的としています。



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