仮想通貨詐欺は警察に相談できる?行く前に整理する証拠と伝え方

警察相談前の証拠整理 送金履歴・LINE・TXIDの確認

仮想通貨詐欺かもしれないと思った時、警察に相談してよいのか迷う人は少なくありません。

特に、LINEの投資グループ、マッチングアプリで知り合った相手、出金できない投資サイト、個人名義口座への振込、暗号資産の送金が絡むと、どこから説明すればよいか分かりにくくなります。

警察庁のSOS47でも、SNS型投資詐欺について、個人名義口座を指定されたり振込先が変わったりする場合は警察への相談を促しています。

この記事では、警察へ相談する前に整理しておきたい証拠、持っていく情報、相談時に伝える順番をまとめます。

目次

仮想通貨詐欺は警察に相談できる?

相談できます。

ただし、警察に相談する時は「怪しいです」だけではなく、いつ、誰から、どこへ、いくら送ったのかを整理しておくと話が通りやすくなります。

警察庁SOS47では、SNS型投資詐欺について、振込先が個人名義だったり、振込のたびに口座が変わったりする場合は警察相談を促しています。

参考:警察庁 SOS47「SNS型投資詐欺」

最初に大切なのは、相談先に状況を伝えられる形で証拠を残すことです。

警察へ行く前に整理したい証拠

警察相談では、相手の説明よりも、実際に残っている履歴が重要になります。

スマホ画面だけで見せるより、スクリーンショットやPDF、印刷できる形にしておくと説明しやすいです。

  • LINEやDMのやり取り。
  • 相手のプロフィール、ID、アイコン、表示名。
  • 投資サイトやアプリのURL。
  • 銀行振込の明細。
  • 暗号資産取引所の出庫履歴。
  • TXIDや送金先アドレス。
  • 税金、保証金、手数料などを求められた文面。
  • ログイン画面、残高画面、出金申請画面。

この段階では、相手に問い詰めるより先に保存するほうが安全です。

送金履歴とTXIDはどう整理するか

暗号資産が関係する場合、銀行振込だけでなく、取引所から外部アドレスへ送った履歴も整理します。

TXIDは、暗号資産の送金を確認するための取引IDです。

整理する項目見るポイント
送金日時いつ送ったかを時系列で並べる
送金額日本円換算額と暗号資産数量を分ける
送金先アドレス相手から指定されたアドレスと一致するか
TXID取引所の出庫履歴から控える
案内文面誰がその送金を指示したか分かる形で残す

TXIDの見方は、表側のガイド記事TXID・送金履歴の確認方法も参考になります。

警察や相談先へ伝える時は、送金履歴と指示したLINE文面をセットで見せると流れが伝わりやすくなります。

LINEやマッチングアプリの履歴は消さない

SNSやマッチングアプリから始まった投資話では、相手のアカウントやトーク履歴が急に消えることがあります。

警視庁も、SNSやマッチングアプリを通じて知り合った人から暗号資産投資を勧められる相談が寄せられていると注意喚起しています。

参考:警視庁「暗号資産(仮想通貨)の投資詐欺に注意!」

ブロックや削除をする前に、相手のプロフィール、トーク履歴、送金指示、投資サイトURLを保存してください。

特に、相手が「警察には言わないで」「画面を消して」「別のアプリで話そう」と言う場合は、履歴を消さない判断が必要です。

警察相談で伝える順番

警察へ相談する時は、細かい感情の経緯よりも、事実関係を先に伝えると整理しやすくなります。

次の順番でメモを作っておくと、話が途中で散らばりにくくなります。

  1. 相手と知り合った場所。
  2. LINEや投資グループへ誘導された流れ。
  3. 案内された投資サイトやアプリ。
  4. 送金した日時、金額、送金先。
  5. 出金できない、追加費用を求められたなどの変化。
  6. 現在連絡が取れるかどうか。

説明が長くなりそうな場合は、A4一枚に時系列をまとめるだけでも十分役に立ちます。

時系列メモは、警察だけでなく弁護士や調査会社へ相談する時にも使えます

相談前にやらないほうがよいこと

焦るほど、相手の指示に反応したくなります。

ただ、証拠が残る前に動くと、あとで説明しにくくなることがあります。

  • 相手とのトークを削除する。
  • 投資サイトのアカウントを消す。
  • 送金履歴のスクリーンショットを撮らないまま問い合わせる。
  • 追加費用を急いで払う。
  • 別のアプリへ移動して履歴を分散させる。

特に、税金、保証金、認証費用、解除費用のような名目で追加支払いを求められている場合は、追加送金を急がないことが大切です。

出金できない時の確認は、仮想通貨詐欺で出金できない時の記事でも整理しています。

金融庁や相談窓口もあわせて確認する

投資話や暗号資産交換業者が関係する場合は、金融庁の情報も確認しておくと判断材料になります。

金融庁は、暗号資産と関連付けて投資を持ちかけ、投資後に連絡が取れなくなるトラブルが増えていると注意喚起しています。

参考:金融庁「暗号資産に関する相談事例等及びアドバイス等」

警察、金融庁、消費者窓口、弁護士、調査会社は役割が異なります。どこか一つだけで完結させるより、目的に応じて相談先を分けて考えるほうが現実的です。

相談先の違いを整理したい場合は、仮想通貨詐欺にあった時の証拠整理記事も確認してください。

調査会社に相談するなら何を見せるか

調査会社へ相談する場合も、警察相談と同じく、証拠の整理が重要です。

特に暗号資産送金がある場合は、送金履歴、TXID、相手の指示文面、投資サイトURLをセットで見せると状況を伝えやすくなります。

相談時に見せるもの確認されやすい内容
LINE履歴誰がどのように投資へ誘導したか
送金履歴入金先や送金先の一致
TXID暗号資産送金の経路確認
投資サイトURL同名サイトや類似サイトの有無
時系列メモ相談内容の抜け漏れ防止

当サイトでは、相談前に比較しやすいように仮想通貨トラブルの調査会社ランキングをまとめています。

掲載会社の見方は、クロノス探偵事務所の評判記事ワンダーウォールの評判記事でも確認できます。

仮想通貨詐欺を警察に相談する前のまとめ

仮想通貨詐欺かもしれない時は、警察へ相談して構いません。

その前に、LINE履歴、送金履歴、TXID、投資サイトURL、相手のプロフィールを保存してください。

相談時は、知り合った場所、LINEへ誘導された流れ、送金内容、出金できなくなった経緯を時系列で伝えると整理しやすいです。

追加送金を求められている場合は、支払いを急がず、証拠を残して相談先を比較するところから始めてください。

この記事を書いた人

リサーチデスク編集部

仮想通貨詐欺・投資詐欺に関する公的情報、調査会社の公式情報、相談前に残すべき証拠を確認し、被害拡大を避けるための実務的な情報を整理しています。成果や解決を約束する立場ではなく、警察・弁護士・調査会社へ相談する前の準備に役立つ情報提供を目的としています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

仮想通貨詐欺・投資詐欺に関する公的情報、調査会社の公式情報、相談前に残すべき証拠を確認し、被害拡大を避けるための実務的な情報を整理しています。成果や解決を約束する立場ではなく、警察・弁護士・調査会社へ相談する前の準備に役立つ情報提供を目的としています。

コメント

コメントする

目次