仮想通貨詐欺かもしれないと思った時、警察に相談してよいのか迷う人は少なくありません。
特に、LINEの投資グループ、マッチングアプリで知り合った相手、出金できない投資サイト、個人名義口座への振込、暗号資産の送金が絡むと、どこから説明すればよいか分かりにくくなります。
警察庁のSOS47でも、SNS型投資詐欺について、個人名義口座を指定されたり振込先が変わったりする場合は警察への相談を促しています。
この記事では、警察へ相談する前に整理しておきたい証拠、持っていく情報、相談時に伝える順番をまとめます。
証拠が不完全でも、まず相談できる入口を確認する
TXIDが見つからない、相手の本名が分からない、時系列をうまく説明できない場合も、その状態を含めて相談してください。有料の調査報告書を用意することを、相談の前提にしないでください。
- 事件・事故で緊急の対応が必要な時は110。
- 緊急でない不安や困りごとは、最寄りの警察署または#9110。
- 相談する地域の受付時間や、事前に持参するものは窓口へ確認。
出典:警察庁:ご意見、各種相談・情報提供等(2026年9月7日確認)。相談と、被害届の受理・捜査・個別の法的判断は別です。窓口の案内を受けながら進めてください。
警察へ相談する前に揃える資料
相談前は、評価や推測よりも、見た画面と送金の事実を時系列でまとめます。これだけで解決すると約束するものではありません。
| 順番 | 資料 | 残す内容 |
|---|---|---|
| 1 | 検索・広告 | 検索語、表示URL、広告やメッセージのスクリーンショット |
| 2 | サービス画面 | ログイン・出金画面、運営者表記、エラー表示 |
| 3 | 送金記録 | 取引所履歴、送金先アドレス、ネットワーク、TXID |
| 4 | 追加請求 | 税金・保証金・解除料などの文面、請求先、期限 |
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送金履歴、LINE履歴、TXIDなどを整理したうえで、調査範囲や費用を比較してください。
仮想通貨詐欺は警察に相談できる?
相談できます。
ただし、警察に相談する時は「怪しいです」だけではなく、いつ、誰から、どこへ、いくら送ったのかを整理しておくと話が通りやすくなります。
最初に大切なのは、相談先に状況を伝えられる形で証拠を残すことです。
警察へ行く前に整理したい証拠
警察相談では、相手の説明よりも、実際に残っている履歴が重要になります。
スマホ画面だけで見せるより、スクリーンショットやPDF、印刷できる形にしておくと説明しやすいです。
- LINEやDMのやり取り。
- 相手のプロフィール、ID、アイコン、表示名。
- 投資サイトやアプリのURL。
- 銀行振込の明細。
- 暗号資産取引所の出庫履歴。
- TXIDや送金先アドレス。
- 税金、保証金、手数料などを求められた文面。
- ログイン画面、残高画面、出金申請画面。
この段階では、相手に問い詰めるより先に保存するほうが安全です。
送金履歴とTXIDはどう整理するか
暗号資産が関係する場合、銀行振込だけでなく、取引所から外部アドレスへ送った履歴も整理します。
TXIDは、暗号資産の送金を確認するための取引IDです。
| 整理する項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 送金日時 | いつ送ったかを時系列で並べる |
| 送金額 | 日本円換算額と暗号資産数量を分ける |
| 送金先アドレス | 相手から指定されたアドレスと一致するか |
| TXID | 取引所の出庫履歴から控える |
| 案内文面 | 誰がその送金を指示したか分かる形で残す |
TXIDの見方は、表側のガイド記事TXID・送金履歴の確認方法も参考になります。
警察や相談先へ伝える時は、送金履歴と指示したLINE文面をセットで見せると流れが伝わりやすくなります。
LINEやマッチングアプリの履歴は消さない
SNSやマッチングアプリから始まった投資話では、相手のアカウントやトーク履歴が急に消えることがあります。
警視庁も、SNSやマッチングアプリを通じて知り合った人から暗号資産投資を勧められる相談が寄せられていると注意喚起しています。
特に、相手が「警察には言わないで」「画面を消して」「別のアプリで話そう」と言う場合は、履歴を消さない判断が必要です。
警察相談では「したこと・言われたこと・分からないこと」を伝える
落ち着いて話せなくても構いません。次の記入欄に、分かるところだけまとめます。これは説明用のメモで、被害届の公式書式ではありません。
| 記入欄 | 残す内容 |
|---|---|
| きっかけ | 最初に連絡を受けた日、SNS名、相手のID。表示名と本名を混同しない |
| 自分が行った支払い | 日時、通貨・数量、振込先または送金先。円で払った額と画面上の利益を分ける |
| 相手からの説明 | 出金拒否や追加請求の日時・文面・画面の保存先。相手が言った内容として記す |
| 確認できていない点 | 本名、運営者、TXID、ネットワークなど、分からない項目をそのまま記す |
| 現在の状況 | 連絡が続いているか、支払期限を示されたか、身の危険を感じるか |
画面の残高を、そのまま実際に支払った金額へ加算しないようにします。送金の記録が曖昧なら、TXIDがない場合を含む送金履歴の確認手順を使い、不明な部分は不明のまま伝えてください。
相談した日時、窓口名、案内された追加資料も控えておくと、次の説明につながります。法律相談や契約の相談が必要になった時は、相談先別の役割と連絡先で確認できます。
相談前にやらないほうがよいこと
焦るほど、相手の指示に反応したくなります。
ただ、証拠が残る前に動くと、あとで説明しにくくなることがあります。
- 相手とのトークを削除する。
- 投資サイトのアカウントを消す。
- 資料を完璧にそろえようとして相談を遅らせる。
- 追加費用を急いで払う。
- 別のアプリへ移動して履歴を分散させる。
特に、税金、保証金、認証費用、解除費用のような名目で追加支払いを求められている場合は、追加送金を急がないことが大切です。
出金できない時の確認は、仮想通貨詐欺で出金できない時の記事でも整理しています。
金融庁や相談窓口もあわせて確認する
投資話や暗号資産交換業者が関係する場合は、金融庁の情報も確認しておくと判断材料になります。
金融庁は、暗号資産と関連付けて投資を持ちかけ、投資後に連絡が取れなくなるトラブルが増えていると注意喚起しています。
相談先の違いを整理したい場合は、仮想通貨詐欺にあった時の証拠整理記事も確認してください。
調査会社に相談するなら何を見せるか
調査会社へ相談する場合も、警察相談と同じく、証拠の整理が重要です。
特に暗号資産送金がある場合は、送金履歴、TXID、相手の指示文面、投資サイトURLをセットで見せると状況を伝えやすくなります。
| 相談時に見せるもの | 確認されやすい内容 |
|---|---|
| LINE履歴 | 誰がどのように投資へ誘導したか |
| 送金履歴 | 入金先や送金先の一致 |
| TXID | 暗号資産送金の経路確認 |
| 投資サイトURL | 同名サイトや類似サイトの有無 |
| 時系列メモ | 相談内容の抜け漏れ防止 |
当サイトでは、相談前に比較しやすいように仮想通貨トラブルの調査会社ランキングをまとめています。
掲載会社の見方は、クロノス探偵事務所の評判記事、ワンダーウォールの評判記事でも確認できます。
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法律判断や相手方対応は弁護士・公的窓口の領域です。調査会社は、送金履歴やTXIDなどの証拠整理・デジタル調査の相談先として確認してください。
仮想通貨詐欺を警察に相談する前のまとめ
仮想通貨詐欺かもしれない時は、警察へ相談して構いません。
相談を遅らせず、手元で確認できるLINE履歴、送金履歴、TXID、投資サイトURL、相手のプロフィールを可能な範囲で保存してください。
相談時は、知り合った場所、LINEへ誘導された流れ、送金内容、出金できなくなった経緯を時系列で伝えると整理しやすいです。
追加送金を求められている場合は、支払いを急がず、証拠を残して相談先を比較するところから始めてください。
警察相談とあわせて相談先選びで迷う場合は、仮想通貨詐欺の二次被害を避ける確認ポイントも確認してください。
警察、弁護士、調査会社のどこに何を相談するか迷う場合は、仮想通貨詐欺の相談先の違いもあわせて確認してください。
警察へ相談する前に送金記録を整理したい場合は、TXIDと送金履歴の確認方法も参考になります。
この記事を書いた人
リサーチデスク編集部
仮想通貨詐欺・投資詐欺に関する公的情報、調査会社の公式情報、相談前に残すべき証拠を確認し、被害拡大を避けるための実務的な情報を整理しています。成果や解決を約束する立場ではなく、警察・弁護士・調査会社へ相談する前の準備に役立つ情報提供を目的としています。



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