お知らせ
2022.10.07
計測検査株式会社と九州電力株式会社(以下、当社)による橋梁点検に活用可能な技術「ドローンを活用した橋梁点検技術(MATRICE300RTK+H20)」が国土交通省の「点検支援技術性能カタログ※」に追加されました。
※点検支援技術性能カタログは、国が定めた標準項目に対する性能値を開発者に求め、国管理施設等において技術を検証した結果をカタログ形式でとりまとめたものです。直轄国道の橋梁・トンネルの定期点検業務においては、2022年度から点検支援技術の活用を原則化しており、点検支援技術性能カタログに掲載された技術の中から基本的に選定される予定
ドローンを活用した橋梁点検技術(MATRICE300RTK+H20)」は、ドローンに搭載したカメラで撮影した画像から橋梁の損傷を把握する技術であり、カメラをドローン機体の下部と上部に付け替えることにより、正面、真上の撮影が可能となります。鋼橋やコンクリート橋の上部構造(主桁、横桁、縦桁、床版等)や下部構造(橋脚/橋台等)を対象に、撮影した画像から損傷(腐食/亀裂/ゆるみ・脱落/破断/ひびわれ/変形・欠損/漏水・遊離石灰/剥離・鉄筋露出/補修・補強材の損傷)の抽出、3Dモデルを使用した成果品(3Dモデル内で損傷箇所の把握と詳細画像の確認ができるもの)の作成を行うことができます。
当社は今後も本技術を活用して、計測検査株式会社と一緒に橋梁点検の効率化に取り組んでまいります。
【ドローンを活用した橋梁点検技術(MATRICE300RTK+H20)のカタログ詳細】
・性能カタログ:https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR010039.pdf
・技術の性能確認シート:https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/s/BR010039.pdf
出典:国土交通省「点検支援技術性能カタログ」より抜粋
【お問合せ先】
・計測検査株式会社 営業 TEL:093-642-8231 (代表連絡先)
・九州電力株式会社 情報通信本部 ドローン事業グループ TEL:092-981-0808
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