コラム
2022.05.13
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本コラムでは、「ふるさとからの便り」と題し、九州各地からの選りすぐりの映像を不定期でお届けしています。
5月と言えば、ツバメのシーズンです。ツバメは古くから穀物を食べず、害虫を食べる益鳥として、農家の方々から大事にされてきました。冬を南国で過ごしたツバメたちは春から夏にかけて日本に渡ってきて、民家や駅の軒下に藁や泥でおわん型の巣を作り、そこに卵を産み育てます。
近年は住宅化が進み、餌となるカエルや虫が棲む田畑が減っていることもあり、街中でツバメを見かけることが少なくなりましたが、福岡県北九州市の我が家の近隣には、自分が生まれ育った古巣を憶えていてくれているようで、今年も遠い南国から帰ってきてくれました!
親鳥達がエサを探して不在の時を見計らって、ちょっと失礼。カワイイ卵が4つ確認できます。数週間の抱卵後、無事ヒナが孵って、エサを求めて元気に鳴いていました。健気に餌を運ぶ親鳥の姿にほっこりさせられます。元気に育ったヒナたちが巣立ち、また来年この地に無事帰ってくることを心から願わずに居られません。
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