いつも九電ドローンサービスをご利用いただき、ありがとうございます。
　九電ドローンサービスでは電力で培った経験とノウハウを活かし、ドローンによるインフラ設備の点検に力を入れて取り組んでいます。そのなかでも、今回は最新のハイパースペクトルカメラを活用したインフラ設備点検の検証を当社グループ会社の発電所で実施しました。
　ハイパースペクトルカメラ（Hyperspectral camera）とは、光を波長ごとに分光して撮影するカメラのことで、対象物をハイパースペクトルカメラで撮影することによって、データキューブと呼ばれる特殊なイメージを生成するものです。目視や可視画像（RGB）カメラで得られるよりも多くの情報が得られ、様々な分析・研究・産業用途に用いられています。
　今回は当社グループ会社の発電所において、地上約８０ｍの高さがある煙突を対象にハイパースペクトルカメラを搭載したドローンによる空撮点検を行い、専用のソフトを用いて画像解析を実施しました。今後、本カメラの画像解析技術がインフラ設備点検の効率化や不具合診断への活用、安全作業の向上等につながるものか、引き続き検証を行ってまいります。
　当社は、お客さまのニーズにあわせて様々なドローン利活用ソリューションをご提案しております。是非お気軽にお問合せください。