コラム
2022.07.01
いつも九電ドローンサービスをご利用いただき、ありがとうございます。
九電ドローンサービスでは、ドローンを活用した測量サービスも提供させていただいております。
それにちなみ、本コラムでは「点の記」シリーズと題し、測量に関するコラムを不定期でお届けしています。
少し前の事にはなりますが、今年の春先、知人に誘われ、山登りをして参りました。
目指したのは、福岡市と北九州市のちょうど中間に位置する宗像市と岡垣町に連なる四塚連山(よつつかれんざん)。福岡教育大学から鐘崎漁港にかけて、城山(じょうやま)・金山(かなやま)・孔大寺山(こだいしやま)・湯川山(ゆがわやま)の四塚を指します。この四塚連山のうち、3つに三角点がありましたので、ご報告します。
三角点は、昨年の6/4の小欄においても詳しくご説明しておりますが、ここで改めてご説明させていただきますと、正確な位置を求める測量を行うために、国土地理院が作った位置の基準となる点のことです。地図を作成する場合には、必ずゆがみが発生してしまいますが、三角点と地図の位置を結びつけることによって、ゆがみが解消され、正確な地図を作成することができます。(国土地理院ホームページから一部抜粋)
JR教育大前を出発して1時間足らずで標高369mの城山山頂に到着しました。この三角点は三等三角点です。
1等から4等まで全国に約10万を超える三角点があり、中でも1等は、1,000点ほどしかないことは、前回もご説明しましたが、3等については、3万点以上もあり、都道府県単位でみても数百単位で点在しています。
さて四塚連山の次の三角点については次回に譲らせていただきます。
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