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ふるさとからの便り(熊本県南阿蘇村 一心行の大桜)

2022.04.23

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 本コラムでは、「ふるさとからの便り」と題し、九州各地からの選りすぐりの映像を不定期でお届けしています。
 今回は、樹齢440年の見事な一本桜の「一心行の大桜」です。
 樹高14m・枝幅が25m・幹囲は7mにもなるヤマザクラで、枝幅がこれだけ広がっているのは昭和初期に落雷で幹が大きく6本に裂けた為だそうです。それにより樹形は大きなドーム型となりましたが、平成16年の台風により、中央2本の幹枝が折れ、今のような姿になったそうです。
 取り囲む菜の花畑も桜と同時期に開花するため、薄紅色の桜や青い空とのコントラストが美しく、毎年多くの花見客が訪れています。
 また背景にそびえる雄大な阿蘇の山が、1本きりながら縦横に枝を伸ばした桜の力強さをよりいっそう引き立てているように感じます。

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